苔を探しに山へ

平成も残り僅かですが、それよりも暖かな季節がやってきたことの方が私には重要です。
メダカは産卵し始めるし、苔探しにはもってこいの時期で楽しみだらけです。

切り株とホソバオキナゴケ

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素敵な群生です。

腐木に生えるチャボホラゴケモドキ

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モドキと付きますがコケです。
極小の苔で、着生しているのは大人の親指先程の腐木の欠片です。

苔探しの場所は内緒

私が苔を探しに入っている山や川の場所は伏せるようにしています。意地悪ではなくて、苔を保護する考えがからです。
私が入っているほとんどの場所で、誰かが苔を採取した痕跡があり、種類によっては全て持ち去られていることもあります。あからさまに消えるのはカヅノゴケ(ウキゴケ)でアクアリウムでは『リシア』と呼ばれ水草と思っている方もいます。アクアリウムでの人気があるうえに、もともと田んぼや用水路等の水辺に住む種類なため数が減っています。
農薬の影響とも言われていて、絶滅危惧種に指定されるほどです。
私自身採取している人間ですから、持ち帰る人を否定できないのですが、採取場所の生息に影響を及ぼすほどの量は取りません。
何度も同じ場所に通っていると分かりますが、苔の成長スピードはとてもゆっくりで、人間の手のひらほどの面積を埋めるには相当な時間を要するため、大きな群生地以外は採取する気にはなかなかなれません。

苔を探しに田んぼへ

私のコレクションにない苔を探しに田んぼへ向かいました。

ハタケゴケ

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採取後の写真で申し訳ありません。
前述のカヅノゴケと同じ種類で、こちらは沈水を嫌い水辺近くの陸を好みます。
とはいっても田んぼの縁によくいますから、浅い水につけてどんな変化をするか様子を見てみることにします。
苔は探しているときが一番楽しいかもしれません。

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