アカイチイゴケ #1

ハイゴケ科の苔で、土や石を這う様に伸びます。本種は冬に紅色になると言われていますが、写真は5月上旬のものです。元が緑色で、紅色になったり緑色に戻ったりします。赤くなり、イチイの葉に似ているからこの名が付けられました。アカイチイゴケって、…

オオミズゴケ #1

やっと見つけた苔を探しているとどんどん探索範囲が広がっていきます。山に入る度に奥へ進み、川に行く度遡り、更なる生息地を求めて遠方に出かけるからです。山に入ればどの苔にも出会えるわけではありません。種類ごとに好きな環境がありますから、探す苔が居そう…

カワゴケとホソバミズゼニゴケ 他

阿蘇にてスギとヒノキによる花粉症が落ち着いて安心していましたが、またくしゃみが出始めました。どうやら、イネ科花粉の仕業のようです。苔採取に滞在していた熊本県阿蘇市はあか牛用の飼料を生産しており、イネ科飼料の収穫真っ最中でした。阿蘇は火山灰土壌で土が…

山と田で苔を探す

苔を探しに山へ平成も残り僅かですが、それよりも暖かな季節がやってきたことの方が私には重要です。メダカは産卵し始めるし、苔探しにはもってこいの時期で楽しみだらけです。切り株とホソバオキナゴケ素敵な群生です。…

街の苔

山や川の近くではなく、住宅地域や商業地域といった市街地にも魅力的な苔が暮らしています。公園高台の公園。川はなく水が滴ることもない場所ですがホウオウゴケが繁殖していました。擁壁の水抜き穴にハイゴケ。…

タマゴケ #1

早朝の森林浴四月中旬に入りようやく花粉症が落ち着いたので、森に行ってきました。木々の様子や湿気の多い澄んだ空気に癒されつつ森を歩いていると不意に恐怖を感じる。道に迷いそうになる景色に危険を感じて、緊張している気がします。…

ビオトープの様子 #卯月

春なのに風が冷たい卯月の始まり。花粉はスギからヒノキに変わり、改めて苦しめられています。憲法改正するよりも先に、スギとヒノキをなんとかしてほしいと思うほどです。初春のビオトープついに春が到来し、我が家のビオトープにも少しずつ変化が現れまし…

ボトルアクアリウム

結構良い感じになってます朝から雨で冷えていましたが、南風が吹き始めると雲は消えて暖かくなりました。春が待ち遠しいですが、しばらくは花粉と戦わなければなりません。ボトルアクアリウム水草が伸びてきました。適当に放り込ん…

苔探しとコケリウム

仕事が暇すぎたので、夕方森に入りました。イノシシ注意の看板が無闇矢鱈に設置されていて遭遇率の高さが伺えましたが、人間1人としか出会いませんでした。スーツに革靴で夕方の山に入る私に、かなり怪しんだ表情を向けていました。昨年(…

苔と藻の違い

苔植物と藻類(そうるい)の違いを脱線せずに説明していきます。藻類ってなに?主に水中で生活していますが、陸上で生活する種類もいます。昆布やわかめ、クロレラやミカヅキモはどれも藻類です。アクアリストの方々が水槽内で「コケ」と呼ぶ嫌われ者は全て…

流木に苔を着生(活着)させてみる

意外と簡単初挑戦ですが、苔って丈夫なのでなんとかなる気がする。流木につけたら良い感じになるだろうけど、湿度を保つための容器も悩みどころ。流木に苔を固定していく先日川の上流で拾ってきた苔に、採取した苔を組み合わせていきます。…

コケと植物の違い

最初に1.所詮素人な私の知識は曖昧で、専門家にすれば指摘だらけかもしれません。2.コケについて調べ始めると、疑問が生まれ、更に調べると次の疑問が生まれ、次から次へと本筋から脱線します。今回「えっ、なにそれ。どういうこと?」なんて疑問を持つと思いますが…

コケリウムを始めて1ヶ月が経ちました

横から上から日中は窓際に置き、光合成させています。左側のスナゴケは真っ直ぐ上に伸びて、右側のシラガゴケは当初暗い色でしたが、綺麗な発色になって安心しました。雑草が大きくなると苔リウムの景観を損ないそうですが、今のところ様子見です…

コケリウムを始めてみて。

苔リウムを始めて約20日が経過しました。始めた頃は貧相だった苔がふっくらと上に向かって伸びています。小さかった雑草の双葉も成長してる。水生化を目指しているホウオウゴケとシノブゴケは溶けたり枯れたりはありませんが、…