自生地・特徴
元々P.grandeとP.superbumは同種として扱われていたそうですが、1970年にJoncheereさんとHennipmanさんが別種に分けたそうな。
フィリピン原産がP.grande、オーストラリア原産がP.superbumとされているんだとか。
どちらも巨大化し、日陰に強く、氷点下まで耐えられるらしい。
日本でグランデとして売られていても実際はスパーバムだったってことが多いようで、スパーバムの方が育てやすくて出回りやすいし見分けがつくまで時間がかかるのが原因だろうか。
二種の見分け方は胞子葉に付く胞子嚢の数で、ふたつ付けばグランデなんだけど、胞子葉を伸ばすのは成熟してからなので時間がかかってしまう。
15℃以上なら屋外。
冬季の室温は大体20℃〜23℃くらい。
下部のミズゴケ表面が乾いたら、水苔の芯まで水を蓄えるように水やりをする。水を張った容器に水没させるまたは、上からシャワーで水をかける。
温度があるなら日に2〜4回ミスティングしてるけど、空気を動かして乾きやすい環境下で育てている。
暖かくなって外に出していきなり直射日光に当てると葉焼けしやすいので要注意。我が家は遮光シート75%を張ってる。
室内で使用しているライトはUNITYのSWING BASE(UFL-8452W-50)。植物用ライトではないけど色温度5,000K(昼白色)、光束4,400lm(計測距離不明)あれば問題は起きないかな
以前はアクアリウム用ライトを真上に吊るして冬を越せてる。
用土はミズゴケとココヤシチップやベラボンを併用。
肥料は有機肥料(発酵油粕・籾殻堆肥)をたっぷり。成長期は週に2〜3回葉水で液肥(窒素が多いもの)、月に1〜2回液肥(窒素が多いもの)で水やり。液肥の希釈は規定量。
ビカクシダは肥料食いなので、今のところ肥料焼けを起こしたことはない。
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