解説

大形で、地下に長い匍匐茎があり、直立茎はながさ6〜8cm、鱗片上の赤紫色の小さな葉が中部以下につき、茎頂に大形で濃緑色の葉が集まって、閉めると横に展開して傘を広げたようになる。これらの葉は狭い基部から長い倒卵状披針形に伸び、長さ1.5〜2cm、狭く鋭頭。葉縁の舷は不明瞭、襄樊の淵には鋭い対になった歯が並ぶ。中肋は刃先に終わる。葉身細胞は六角形、長さ100〜120μm、厚壁で所々にくびれがある。雌雄異株で蒴は稀。蒴柄は頂生し、1茎に1〜3本、長さ6〜8cm。蒴は長さ約8mm、長い円筒形でほぼ相称、胞子は径10〜15μm。

蘚綱 – Bryopsida
マゴケ亜綱 – Bryidae
ホンマゴケ目 – Bryales
ハリガネゴケ科 – Byaceae
カサゴケ属 – Rhodobryum
(Schwägr.) Paris

生息域:林下の腐植土上などに群生
分布:本州〜琉球、朝鮮半島、中国、東南アジア、ハワイ、マダガスカル。


2024年6月7日

ジメジメ系と同じ管理方法にしていて、水槽の底に猫よけマットを敷いて蓋をするだけ。表面が乾いているようなら霧吹きをする。
使っている水槽用LEDは白・赤・青の色を切り替えられるんだけど、赤色LEDを点けていると枯れてしまう蘚類がいるので、白と青を点灯。夜間は青のみ点灯。
用土は黒土焼土


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