ツルチョウチンゴケ (Plagiomnium maximoviczii)
解説匍匐茎は多くの仮根をつけ、不規則に側方に分枝する。匍匐茎の葉は水平に展開、長さ5〜6mm、舌型で先端は円頭、または凹頭で微突起があり、葉身部に浅い横じわがある。葉縁には2〜4細胞列の明瞭な舷があり、全周に1〜2個の細胞からなる葉が並ぶ。中肋は…
解説匍匐茎は多くの仮根をつけ、不規則に側方に分枝する。匍匐茎の葉は水平に展開、長さ5〜6mm、舌型で先端は円頭、または凹頭で微突起があり、葉身部に浅い横じわがある。葉縁には2〜4細胞列の明瞭な舷があり、全周に1〜2個の細胞からなる葉が並ぶ。中肋は…
解説大形で、地下に長い匍匐茎があり、直立茎はながさ6〜8cm、鱗片上の赤紫色の小さな葉が中部以下につき、茎頂に大形で濃緑色の葉が集まって、閉めると横に展開して傘を広げたようになる。これらの葉は狭い基部から長い倒卵状披針形に伸び、長さ1.5〜2cm…
解説日本産は2種のみでイトゴケとの判別はパピラの数で判断する。肉眼では違いが分からない。二次茎は不規則に分枝して糸状に長く垂れ下がり、葉は多少絹のような光沢がある。基部の葉は長さ2〜2.5mm、卵状楕円形の基部から細く漸尖し、中肋は…
特徴北半球の高緯度地域を中心に広く分布しているものの、国内では尾瀬ヶ原(群馬県と福島県と新潟県の境)と栗駒(宮城県)の2か所でのみ生息が確認されていたが、2020年7月長野県で3か所目が発見された。生息地は雪解け水や農業用水など比較的きれいな水…
解説コスギゴケに非常に近いが、葉は乾いてもあまり縮れず、薄板が葉身の覆面の大部分を覆い、薄板の端細胞は上から見てほぼ円形などの点で区別される。蘚綱 - Bryopsidaマゴケ亜綱 - Bryidaeスギゴケ目 - Polytrich…
解説茎は長さ4cm近くになり、分岐しない。葉は披針形で長さ8mm以下、乾くと強く巻縮する。葉身部には横じわがあり、背面では横じわ沿いに幾つかの歯が並ぶ。葉縁の舷は2列ほどの細胞からなり、対になった葉が並ぶ。中肋は葉先に達し、背面丈夫に鋭い歯がある…
解説マルフサゴケより大型。茎は這い、少数の斜上する枝を出す。葉は暗緑色〜黄緑色でやや光沢があり、緩く茎につき、あまり扁平にならず、乾くと強く縮れ、長さは2.4〜3.5mm、卵形で多少凹み、斬尖して鋭頭、ほぼ全緑、中肋は2本で多くは葉の中部に達する…
特徴や育て方はこちらヤチゼニゴケ (Marchantia polymorpha var. apuatica) ‘長野県’ことの始まりは2020年7月、Twitterのタイムラインに一枚の画像が流れてきた。何気なくヤチ…
記録的な大雨長雨に区切りがついて、今日の福岡は晴模様。甚大な被害に繋がる記録的な大雨でしたが、私が住む周囲は水災はありませんでした。雨のおかげ外の苔と水上葉は、長雨のおかげでいつも以上に艶が出て元気でした。渓流沿いの…
環境を改善随分とブログを更新していませんでした。相変わらず孤独で静かな趣味を楽しんでいますが、約2ヶ月半にわたる未更新の間、コケリウムを追加・改装し苔たちも随分変化しました。光源を変更苔たちの生死に関わる重要な変更です。今まで…
ネット上で見るコケリウムは綺麗で素敵。でも、コケリウムの情報収集は専らネットですが、見ていていつも気になることがあります。“作りたての写真はたくさんあるのに、その先どうなっているのか分からない”枯れちゃったり、飽きちゃったり、成長記録を残すにも時間…
会社デスクのコケリウム作成から一年ほど経過してます。1ヶ月前にタマゴケの新芽が出揃いました。黄緑の柔らかさに癒されます。こちらは作成から約1ヶ月。ヒノキゴケ、キブリナギゴケ、ムクムク…
標高740mくらいまた山に行きました。言うまでもなく苔探しです。今回はコケリウムの人気者を見つけることができました。コウヤノマンネングサこちらがコケリウムの人気者。コケリウム教室?で用意されがちなイメージがあります。山頂目前…
山で見つけた苔12月、曇り時々雨の中久しぶりに山へ出かけました。見つけた苔を紹介します。ホソバオキナゴケ杉の根本にコロニーを作っているホソバオキナゴケ。ここは乾燥気味でした。乾燥に強いのでコケリウムでは扱いやすい…
「何で苔が好きなの?」今まで何度も質問された言葉です。「こんな小さいものを何故意識するんだ」大勢の人がこう思うのではないでしょうか。同感です。しかし、観葉植物ならまだ良さは分かるのではないでしょうか。私の場合は苔から入り、後に観葉植物の良さ…